半導体・電子部品の販売商社 株式会社ノアテック
株式会社ノアテック
0266-78-8621
9:00~18:00(平日)

あるかも通信vol7

[あるかも通信VOL.7]

■知っておきたいアナログ用語
「半導体・デジタル産業戦略検討会議」

令和2年6月、半導体分野における日本の凋落、日本半導体の国際的なシェア低下、2030年には日本のシェアが0%になるといわれる中、国内の半導体製造基盤の確保・強化に向けて経済安全保障上の戦略的自律性の獲得を目的とした検討をするため経済産業省が、有識者・産業界から主要メーカーのトップ・関係省庁を集め今後の方向性について、情報共有、意見交換を行っています。
令和5年4月3日 第8回半導体・デジタル産業戦略検討会議が開催されました。※第7回は令和4年12月

意見交換の内容は次の通り
●半導体技術・半導体製造 ●デジタルインフラ整備 ●デジタル産業

【今後10年間を見据えた150兆円超の官民投資】
・規制・支援一体型投資促進策
・GX経済移行債を活用した先行投資支援(今後10年間に20兆円規模)
・カーボンプライシングによるGX投資先行インセンティブ
・国内プレンデッド・ファイナンスの開発確立・実施
・国内外サステナブル・ファイナンスの市場環境整備等

■電子デバイス産業新聞から抜粋/3~4月

●対中半導体制裁で逆風
中国半導体装置主要各社
23年は一気に前年割れへ
世界の半導体装置市場は約17%減になるが、中国は約35%減とさらに厳しい。

●インド市場
半導体プロジェクトが本格始動
世界経済の牽引役に。日本企業にも大きな商機
半導体が「経済安全保障における重要物質」といった政治的な側面を持つものに変わっている。一方で高い電力とインフラ面で不安も残す。

●CMOSセンサー
中国で投資機運高まる
米国制裁強化で案件集中
制裁対象とはならないレガシー世代の半導体投資に傾注する動きが顕著になっている。SiCなどのパワー系半導体分野は代表格だが、CMOS
センサーも並ぶ勢い。

●台湾基板市場 22年
10-12月期から失速
台湾基板トップ12社2022年の売上高は前年比12%増。12月は前年同月と比較して2桁の減収に陥った企業が続出。

●IT・半導体産業
マイクロン 営業赤字一気に拡大
設備投資は追加削減
2023年度第2四半期行の業績は売上高前四半期比10%減の37億ドル、営業損失が21億ドルとなり、赤字幅が一気に膨らんだ。