半導体・電子部品の販売商社 株式会社ノアテック
株式会社ノアテック
0266-78-8621
9:00~18:00(平日)

あるかも通信vol3

[あるかも通信VOL.3]

■エイブリック株式会社
業界初*アラーム機能付き 1セルバッテリー保護IC
S-82L1/T1/U1/V1シリーズ

●急速充電の課題を解決
急速充電において、充電電流が増えると電流検出抵抗やFETのオン抵抗の影響により、正確な電池電圧の監視が困難になるという課題があります。

業界初*アラーム機能(AO端子)を備えたS-82L1/T1/U1/V1シリーズなら、これらの抵抗による影響の受けにくいVDD-VSS間電圧を±12mVの高精度で監視し、充電制御回路へアラーム信号を出力することができます。これにより充電制御回路は、ADコンバータを使用しなくてもバッテリー電圧を正確に検知でき、電流量や充電電圧が調整可能になります。

安全で効率的な急速充電ができ、機器の安全性向上とバッテリーの長寿命化にも貢献します。
*1セル用として。2022年11月当社調べ

●急速充電に最適なバッテリー保護IC

●シンプルで安全に急速充電可能
 アラーム機能で電池電圧を高精度監視

●バッテリー性能を最大限に
 過充電検出電圧精度±12mv

●保護カイロ基板の発熱を抑制
 過電流検出電圧精度±0.75mv

■2022年度上期(4月~9月)各社業績
【傾 向】
スマートフォンやPC市場が落ち込む一方、自動車や産業機器市場は好調で各社明暗が分かれた。
16社の合計売上高は前年同期比18%増の5兆103億円と円安効果もあって大幅に伸長した。
一方各社業績は好不調が分かれ、中国スマホやPC市場の下落で村田製作所や太陽誘電は苦戦し自動車市場の回復によりTDKやアルプスアルパインは大幅な増収増益となった。

【トピックス】
大手調査会社の米ガードナーは、世界の半導体市場規模について、2022年は前年比4%増の6180億ドル、23年は同3.6%減の5960億ドルとする、当初の6230億ドルから下方修正。
世界経済の急速な悪化と消費者需要の弱体化が半導体市場に悪影響を与えているとみている。
メモリは23年1月̃9月期のあいだ供給過剰になると予想。
DRAM市場は22年は2.6%減の905億ドルとなり23年は18%減の742億ドルにとどまる見通し。
NAND市場は22年は4.4%増の688億ルに減少するが、23年は13.7%減の594億ドルになる見込み。

半導体市場は、消費者主導と、企業主導で二極化している。
消費者市場はインフレ率と金利の上昇が影響して低迷。
企業主市場は、ネットワーキング、コンピューティング、産業、医療、商用輸送などデジタル化を継続サポートする戦略的投資により安定している。